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一人で出産?夫と一緒?立ち合い出産どうする?

プレママスタイル

新型ウイルスの感染予防の観点もあり、見合わせていることが多い「立ち合い出産」ですが、設備が整った産科などでは順次再開しているところも出ているようです。ここでは、これから出産を控えるプレママ・プレパパのために「立ち合い出産」について考えてまいります。立ち合い出産経験者の筆者がお伝えします!

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立ち合い出産ってなに?

立ち合い出産とは、分娩室に出産を控えた妊産婦のために、家族が出産の場面に立ち会うことを指しています。一般的には実母か夫が立ち合うことが一般的です。
産院によっては、夫のほか子供の立ち合いも可能としているところもありますよ。

立ち合い出産のメリット

立ち合い出産が可能な産院では、バースプランの一つとして立ち合いの有無や条件を提供しています。しかし、メリットがなかなか見いだせない!という声も。
ここでは立ち合い出産に対するメリットの一例を紹介します。

精神的に安心する!

一番のメリットは、苦しい時や不安が強まっているときに信頼できる相手がそばにいてくれることがあげられるでしょう。手を握ってくれたり、お水を飲ませてくれたりとお世話をしてくれます。また、励ましてもらえるので、精神的に安心するでしょう。

出産の痛みを理解してもらえる

出産は大変な営みです。分娩室に入ってからすぐに産まれた!という人でも、陣痛の苦しみや痛みは十分に感じてきたことでしょう。
出産に向けてのプロセスを知ってもらう(見てもらう)だけでも、大変さをパパに実感してもらえます。男性の認識の中にある「出産は単純に痛い」だけではなく、「どんなふうに苦しみ、どんなふうに痛みがあるのか」をわかってもらえますよ。

子育てへの参加を促せる

命が生まれることって、男性はなかなか実感しにくいようです。しかし、立ち合い出産で誕生の瞬間に立ち会えると父性が早く育つこともあります。
産院によっては、医師の指導の下でへその緒を切らせてもらえたり、産後すぐの赤ちゃんを抱っこさせてもらえることもあるようです。
このようなプロセスを通じて、子育てへの参加を促すこともできますよ。

立ち合い出産を希望するプレママへ

すべての産院で立ち合い出産を行っているものではありません。
立ち合い出産を希望したい人は、いくつかのポイントをチェックしておきましょう。ここからは、立ち合い出産を希望するプレママに気を付けてほしいことを紹介します。

立ち合い出産の有無は事前に情報収集!

産科の方針によって、立ち合い出産を行っていないところもあります。また、感染症予防のために「現在は分娩立ち合いを見合わせています」としているところも。
立ち会ってほしいと願ってもそれがかなわないこともあるので、分娩先を決める段階で立ち合い出産に関して情報収集をしましょう。

立ち合い者の関係性もチェック

なかには「未入籍」のままで夫婦関係を築こうとする人も見られます。
産院によっては、母親もしくは配偶者(夫)のみに限定していることが多く、未入籍のパートナーは入室不可とするところもあるようです。
もちろん友人を立ち合い者に指定することもできないので、気を付けてくださいね。

条件が付いている場合も!

産院によっては、立ち合い出産をする人は指定された回数、「父親学級」などの講義を受講することを条件としていることも。もちろん、外来を行っている時間帯での講義になるので、プレパパは休暇を取得する必要が生じます。
立ち合い出産にこのような条件があるか否か、講義受講のために休暇の取得ができるかどうかもプレパパに確認してくださいね。

何よりもプレパパの意思が大切!

立ち合い出産を希望していても、いつお産が始まるか、いつ出産できるかコントロールすることはできません。プレパパの職業によっては、突発的に早退や休暇取得ができない場合もあります。

立ち合い出産のために計画分娩を行うのは赤ちゃんのタイミングを奪ってしまうので、産科医もお勧めしないでしょう。

なによりも、プレパパ自身が「出産に立ち会うこと」についてどう思っているかを知っておくべきです。

男性は痛みに弱い人が多く、妻の陣痛の痛みも自分事にしてしまいがちです。また、においや病院独特の緊迫した雰囲気で体調を崩してしまうこともあるでしょう。不安もあるはずなので必ず話し合ってくださいね。

立ち合い出産は話し合いが大切!夫婦で方向性をすり合わせよう

出産を迎える女性にとって、パートナーであるプレパパが寄り添っていてくれるのはとても心強く感じられるものです。
しかし、立ち合い出産を行うにはいくつかの条件が課せられることもあります。プレパパの都合や産院側の都合などさまざまなので、出産までの限られた時間、きちんと話し合い、立ち合い出産について足並みをそろえていきましょう。

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