気を付けるべき赤ちゃんの熱中症!症状や対策を知っておこう!

気を付けるべき赤ちゃんの熱中症!症状や対策を知っておこう!

この数年、熱中症の話題が付きません。熱中症に関する情報が各種メディアで報じられていますが、まだまだ「赤ちゃんと熱中症」に関する情報は手薄なのが現状です。大人に守られている赤ちゃんでも、熱中症のリスクが高いので注意が必要!この記事では、赤ちゃんの熱中症の原因や対策方法などをご紹介します。


この記事は、赤ちゃんの病気について注意喚起を促すものです。
実際の判断については記事の内容によらず、かかりつけ医の診断を仰ぎましょう。

気を付けたい!赤ちゃんの熱中症|注意が必要な理由とは

熱中症とは、気温や湿度が高い環境によって体温調節のはたらきに異常が起こる病気で、気温・室温が高く湿度が高いと起こりやすくなります。

熱中症は、どんな人にでも起こりうる急性症状です。
盛夏の時期、気温が高く日差しが強い環境下ではもちろんのこと、5月~6月の急に気温や湿度が高くなる時期にもそのリスクが高まるといわれています。

赤ちゃんは意思表示ができない

生まれたての赤ちゃんは、今の体の「快・不快」を言葉で伝えることができません。泣いて窮地を知らせるのみになります。
しかし熱中症にかかると、「泣く」ことができなくなる可能性が高まるので、気づくのが遅れてしまうのです。

また、赤ちゃんは自律神経がうまく働いていないので、体温調節が難しいとされています。
このため、少しでも暑い場所にいたら時間をかけずに熱中症の症状に陥る可能性も否めません。

生まれたての赤ちゃんの時期から「熱中症」には注意!

メディアなどでは、高齢者の熱中症について大きく取り上げられるケースが多いです。しかし、生まれたての赤ちゃんも高齢者と同様に熱中症のリスクが高いのです。

「赤ちゃんには見守る家族がいる」「一人暮らしの高齢者も多い」というのが報道の偏りの理由です。
新生児~乳児期の場合、眠るか泣くかといった生活パターンです。「眠っているから安心」と赤ちゃんを寝かせたままにしておくケースもあるでしょう。

家族が見守っていても熱中症のリスクは高まります。

赤ちゃんの熱中症|その症状は?

赤ちゃんの熱中症に関して、その状況に気づいた時には病状が進んでいるということもあります。注意すべきポイントをまとめました。

ぐったりしている・顔がほてっている

明らかに脱力して、ぐったりした様子が見受けられます。また頬が赤くほてっていることもあるようです。
息遣いが荒い場合は、症状が進行している可能性もあるので注意深く観察しましょう。

体温が上昇している

顔がほてっているなどにつながる症状ですが、気づいたら熱が38度を超えていることもあります。
赤ちゃんは普段から体温が高いのですが、首筋などを触ったら明らかに体が熱いことがわかります。

ミルクや母乳を飲まない

「ぐったりしている」ということもありますが、ミルクや母乳を飲まなくなります。
口にできたとしてもすぐに吐き出してしまうということもあるようです。

尿量がすくない

赤ちゃんは、代謝が活発です。ミルクを飲めばおしっこの量も増えます。汗として体中の水分が抜けてしまい、おしっこの量が少なくなることも。熱中症の症状によって体の動き鈍るため、ウンチの量も少なくなります。

普段のおむつの交換量と比べて、明らかにおむつが濡れていないと感じた場合は注意しましょう。

皮膚がしわしわ

赤ちゃんは肌にハリがあり、つやつやした印象があります。
しかし、体の水分が抜けてしまい皮膚がしわしわに見える、いつもの肌の色と違うような印象がある場合は、熱中症による脱水症状が進んでいる可能性があります。

「大丈夫」と気を抜かないで!気を付けたいポイント

赤ちゃんには、常時見守る家族がついています。でも、24時間365日監視することは難しいですよね。また「○○をしているから大丈夫」と何かに頼ることもあるでしょう。

この「大丈夫」が赤ちゃんの熱中症を呼び込んでしまうこともあるんです。

「汗をかいていないから大丈夫」は危ない!

赤ちゃんは汗っかきだと言われています。体の表面にある汗腺(汗のが出る穴)は大人と同じ数あるので、汗が出やすいのです。また、代謝が高いため汗をかきやすいところもあるでしょう。

汗をかいていればお着替えをさせる、水分補給をするなどの対処ができますが「汗をかいていないから大丈夫」といった安心感はNGです。その時には脱水症状を起こしかけているかもしれません。

「クーラーを使っているから大丈夫」にも注意

暑さをしのぐために、エアコンや扇風機を使って上手に室温調節することが求められます。クーラーで室温調節しているから大丈夫、と安心するのはちょっとだけ注意が必要です。
窓から入る直射日光が赤ちゃんにあたっていたり、水分補給のタイミングが遅れてしまう可能性も考えられます。

「眠っているから大丈夫」はかなり危険!

赤ちゃんがすやすや眠っているから大丈夫だと安心するのは、危険かもしれません。もしかしたら、熱中症が進行しているから、「ぐったりしていて眠っているように見える」「目が覚めない」ことも考えられます。
普段のお昼寝時間を超えて眠っているようであれば、いったん起こしておむつを替えたり水分補給するなどちょっと様子を見てみましょう。

元気に泣いて、ミルクがのめればそれでよし!体のほてりなどがなければ、やっとここで安心してください。

赤ちゃんの熱中症を予防するポイント

ちょっとだけ、ママやパパを不安にしてしまうことを並べてしまいました。でも、どんなに赤ちゃんのそばにいても、熱中症のリスクは背中合わせであることは覚えておきましょう。

ちょっとした工夫で、赤ちゃんを熱中症から守ることは可能です!

こまめな水分補給を!

赤ちゃんも水分補給は欠かせません。暑い日は「ミルクタイム」を意識せず、できるだけ母乳やミルクを飲ませてあげましょう。ミルクをあげすぎかな?と思う場合は、白湯でも構いません。

赤ちゃん用のイオンウォーターなどもありますが、飲ませすぎるとミルクなどを飲まなくなる可能性があります。麦茶などミネラル分が補給できる飲み物などを選ぶのもいいですね。

体に熱がこもらない衣服調節を!

水分補給などをしていても、体に熱がこもってしまうとおうちの中で熱中症にかかりやすくなります。
夏場なら、コンビ肌着やボディシャツだけで過ごさせても大丈夫ですよ。

また、ベビーベッド自体が「熱がこもりやすい」原因を作っているかもしれません。赤ちゃんとベッドパッドの間に薄手のタオルを一枚敷くことでも通気性が生まれます。ベッドに寝かせたままにするのも避けてくださいね。

お散歩は涼しい時間に短時間のみ

赤ちゃんのお散歩は、朝のまだ涼しい時間や夕方の日が傾きかけた時間がベストです。
それでも気温は高いため、時間をかけずに済ませましょう。
ベビーカーの高さは、アスファルトの照り返しによって大人が感じるよりも外気温が高めです。赤ちゃんに負担がかかりやすいので注意してくださいね。

お外のお散歩の際は、帽子をかぶること、薄手の羽織りものを着せて直射日光が当たらない配慮をしましょう。

もし、わが子が熱中症かも?と思ったら

いつもと様子が違うという場合、まずは落ち着いて赤ちゃんの様子を見ましょう。

・いつおむつを替えたか
・いつミルクや母乳を飲ませたか

こちらを思い出し、赤ちゃんを涼しい場所に移動させましょう。
わきの下や鼠径部(足の付け根)の4か所を濡らしたタオルで冷やします。
水分が摂取できる、ご機嫌ならば様子を見て構いません。

・体温が38度を超えている
・ぐったりしてミルクなども飲まない

という場合、日中ならばかかりつけの小児科へ連れて行きましょう。夜間ならば、救急車を呼ぶことも視野に入れてください。
おむつやミルクの時間は脱水症状を判断する目安になるので、病院へ行くならば時間や回数なども伝えられるようにメモを取ってくださいね。

赤ちゃんの熱中症に注意しよう

日本の住宅は、高気密性が保たれています。夏の日差しによる室温上昇を防ぎ、温かさや涼しさを保てるメリットがありますが、赤ちゃんの熱中症のリスクは室内でも同じであることは認識しましょう。

「○○だから安心」はNG!エアコンなどに頼りすぎることなく赤ちゃんを見てくださいね。

参考文献

千葉県医師会|子供相談室「乳児の熱中症について」
https://www.chiba.med.or.jp/general/millennium/pdf/millennium61_13.pdf

赤ちゃん・子どもの熱中症について (2018.01更新)|たかだこどもクリニック
https://takada-kodomo.com/chocho/201206_2.html

【医師監修】赤ちゃん・子どもの熱中症 けいれん、発熱など危険な症状と応急処置&熱中症予防|たまひよ
https://st.benesse.ne.jp/ikuji/content/?id=38703

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