産後のお腹のたるみを含むボディラインの崩れでお悩みの女性はたくさんいます。
出産経験者の多くは妊娠前の体型に戻りたいと考えているようです。
産後マッサージにしてもエクササイズにしても、赤ちゃんがいる状態ではなかなか思うようにはいきません。
そこでこの記事では、産後のボディライン改善に向けた簡単で効果的な方法をご紹介します。
産後に骨盤が歪んでしまう理由
産後に骨盤が歪んでしまうのは、 出産のために骨盤が大きく開くことと、妊娠中の ホルモンの影響が原因です。
妊娠中、骨盤は出産の準備のためにゆっくりと開いていきます。
出産時に骨盤の開きはピークをむかえますが、 産後3ヶ月〜4ヶ月くらいで元に戻ると言われています。
しかし、妊娠中に急速にお腹が大きくなることから腰に負担がかかり反り腰や猫背のような状態で過ごしていると骨盤に歪みが生じます。これが続くとどんどん歪みが進んでいき、ボディラインの崩れの原因になります。
産後は赤ちゃんを抱っこすることが多くなるので、前かがみの姿勢が多くなるため体のゆがみも大きくなってしまいます。
ホルモン分泌も歪みの原因に!
妊娠中は骨盤の動きを良くするためにホルモンが分泌されています。
ホルモン分泌の影響で骨盤周辺の靭帯を緩めてくれます。
そのおかげで骨盤は動きを良くしていますが、一方で歪みの原因になりやすいようです。
産後になるとホルモン分泌も収まり徐々に正常に戻るよう作用しますが、骨盤が歪んでしまっている状態では産前のような体型に戻るには時間がかかるでしょう。
産後の骨盤ケアに骨盤矯正下着が効果的な理由
骨盤矯正下着にはさまざまな形が展開されており、そのなかでも「ロング丈」「ショート丈」「ハイウエスト」が定番です。
産後に骨盤矯正下着が必要な理由は、緩み切った骨盤を整える絶好のタイミングだからです。
妊娠中は赤ちゃんを産むために骨盤は徐々に開いていきますが、産後はもとに戻るための回復期に入ります。
この時期に骨盤矯正下着でサポートすることにより骨盤を正常な位置に整え、ミセス体型への変化を抑制するのです。
どのような骨盤矯正下着を選べば良いのか、選び方をご紹介します。
形で選ぶ
ロング丈
ロング丈は太ももまですっぽりと覆い尽くすタイプのもので、太ももやお尻まわりのシェイプアップに効果的です。
パンツファッションでも目立ちにくく、スッキリと痩せて見えますよ。
ショート丈
1分~2分丈のショート丈は、スカートスタイルに最適のアイテムです。足さばきもよく、暑い季節にも役に立つので、少しでも快適に過ごしたいという方におすすめです。
ハイウエスト
へそ上までウエスト丈があるハイウエストタイプ。下腹部のポッコリ感を抑えるとともに、骨盤をしっかりホールドしてくれるので、腰痛対策にもおすすめです。
服装に合わせたカラーを選ぶ
服装によって骨盤矯正下着を合わせるのも選び方のポイントです。
たとえば白いスカートやパンツを履きたいときに、黒い骨盤矯正下着をつけていれば透けてしまう可能性がありますよね。
そこで骨盤矯正下着を選ぶときは カラーバリエーションが豊富なものを選ぶのがおすすめです。
洗濯用などを考えると2〜4個くらい持っているとさまざまなファッションを楽しめますよ。
サイズで選ぶ
骨盤矯正下着は産後用のものを選びます。試着の上、ジャストサイズで選んでください。
妊娠前のサイズを選びがちですが、経産婦は体形が変化しているので体に合わないものはNGです。
血流を悪くし、冷えや自律神経の乱れといった影響が身体に出やすくなります。
正しいサイズを選ぶことがボディケアにつながります。
骨盤矯正下着のメリット
サポート力が得られる!
産後はすぐに赤ちゃんのお世話をしなくてはならないにも関わらず、体は大きなダメージを抱えています。
そんなときに少しでも体の負担を減らすために骨盤矯正下着が役に立ちます。骨盤が押さえられているので腰の痛みも予防できますよ。
着脱しやすい!
妊娠前に履いていたガードルは締め付けが強く、着脱も難しいといった難点がありますが、産後用の骨盤矯正下着はリブ編みの強弱でホールド力をつけています。伸縮性に優れているので履きやすく、デリケートな体を優しく守ってくれますよ。
産後用の骨盤矯正下着を準備してくださいね!
産後1か月検診が過ぎたころから骨盤矯正用の下着に切り替えるのがポイントです。少しずつ体を動かしながら骨盤の位置をもとに整えていきましょう!
産後用のものを選ぶことで、体の締め付けを防ぎながら、優しく骨盤ケアができますよ。