こんにちは。離乳食インストラクターの中田馨です。最近はお出かけするにも気持ちのいい季節ですね。この季節、家族旅行に行かれる方もいるのではないでしょうか。
赤ちゃんが一緒の旅行で気になるのが「旅行先での離乳食」。長男がまだ8ヶ月のころ。2泊3日で旅行に行きました。その時の離乳食をどうしよう??と私も悩んだことがあります。長男はベビーフードを食べてくれない子だったので本当に困りました。
今回は、旅行先での離乳食はどうすればいい?安心して旅行できる3つのポイントを紹介します。
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離乳食開始したての赤ちゃんは、おっぱいでOK
まず、月齢でのお話しをしますね。
離乳食開始したての赤ちゃんは、まだ8~9割が乳汁栄養メイン!ということで、1・2日はおっぱいだけでも大丈夫ですよ。もちろん、準備と余裕があれば与えてくださいね。
では、離乳食が進んで3回食になっている赤ちゃんは?やはり母乳やミルクでは物足りなくなってしまう可能性があります。ですので、なるべく離乳食を用意した方がいいでしょうね。
旅行先での離乳食
では、旅行先の離乳食はどうすればいいのでしょうか?
ベビーフードを持って行く
こんな時こそベビーフードが活躍しますよ!ベビーフードは安心・安全に作られていますので活用してくださいね。食べ残したベビーフードは、次に回さず破棄してくださいね。ベビーフードを食べてくれない赤ちゃんは、以下からご覧くださいね。
1食分だけ持って行く
手作りの離乳食を持って行く場合は、1食分だけお弁当に包みましょう。家のように冷蔵庫があるわけではないので1食が安全です。
ポイントは、
・朝に作る
・粗熱が取れてからお弁当箱のふたを閉める
・保冷バッグに入れる
・早めに食べる
これを守ってくださいね。
宿泊施設に頼む
事前にお願いしていたら、おかゆを作ってくれる旅館もありましたよ。問い合わせてみてくださいね。
スーパーで、食べられる食材を探す
旅行先のスーパーで、赤ちゃんが食べられる食材を探しましょう。私は、焼き芋、バナナを買っていました。これなら手軽に赤ちゃんに食べさせることができました。
外食先で食べられるメニューを探す
例えば私は、うどん屋さんに入って、シンプルなうどんを頼みました。外食のうどんは濃いので、湯冷ましで薄めてから子どもに与えていましたよ!
旅行用のお弁当離乳食レシピ!
では、旅行中におススメな、離乳食レシピをご紹介しますね。
コーンのうどんお焼き(完了期以降)
手づかみしやすく汚れにくいですよ。
【材料】
うどん 100g
しらす 5g
コーン 10g
卵 1/2個
【下処理・作り方】
1.うどんはみじん切りします
2.しらすは、沸騰したお湯の中に入れて1分ゆがき湯切りします。
(赤ちゃんにとって、しらすの塩が濃すぎます。
内蔵に負担をかけることがあるのでゆがいて塩抜きします)
3.ボウルに材料すべて入れて混ぜる
4.フライパンで焼き色がつくまで両面焼きます。
お好み焼きのように大きく焼いて、切り分けてもOKですよ。
豆腐ハンバーグ(完了期からOK)
【材料】
木綿豆腐 50g
鶏ミンチ 15g
乾燥ひじき 1g
玉ねぎ 10g
卵 1/4個
片栗粉 大さじ1
【下準備・作り方】
1.豆腐を3分ゆがきゆぎりします。布巾に包んで水を絞ります
2.玉ねぎはみじんぎり、乾燥ひじきは水につけて戻した後みじん切りにします。
3.玉ねぎとひじきは3分ほどゆがいて水切りします
4.鶏ミンチをしっかりとこねる。豆腐と玉ねぎ、ひじき、片栗粉、卵を入れ混ぜる
5.小判型にして、フライパンに入れて、蓋をして蒸し焼き。弱火で両面焼きましょう。
秋鮭の野菜蒸し(初期からOK)
材料】
生鮭 15g
なす5 g
かぼちゃ 10 g
さつまいも 10 g
【下準備・作り方】
1.鮭 骨をとり適度な大きさに切る
2.かぼちゃ 皮をむき種ワタ取り、1cmの角切りにする
3.さつまいも 1cmの角切りにし、水に10分ほどつけアクをとる
4.なす 皮をむき1cmの角切りにする
5.よく湯気が出た蒸し器に、材料をすべて入れて蒸します。
10分が目安です。
軟らかくなったら出来上がりです。
*蒸し器がない場合は、大きな鍋にお湯を沸かし、耐熱器に入れた材料を入れ蓋をすれば出来上がりますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介した旅行先での離乳食の準備を参考にしていただいて赤ちゃんとのお出かけを楽しんでくださいね。