赤ちゃんがいちばん最初に着る“ベビー肌着”。
赤ちゃんが毎日着るものだから、安心で上質なものを選びたいものです。しかし、ちょっと気になるのは新生児サイズはだいたい50〜60cmなのでだいたい半年ですぐに着られなくなること。洗い替えなどで数枚は用意しないといけないし…。一体どんな肌着を何枚揃えないといけないの?
そんな悩めるマタニティママにコスパ+上質なベビー肌着をご紹介致します。
ベビー肌着の選び方のポイント
ベビー肌着は、寝汗や母乳・ミルクの吐きもどしなどで1日に着せ替える頻度が多いのです。
特に夏場などはあせも対策でこまめに着せ替えが必要です。私の娘も夏生まれでしたので、午前、昼、夕、就寝前など1日3〜4回は替えていました。
ベビー目線とママ目線で選ぶポイント
何度も着せ替えるとなると、デリケートな新生児のお肌への負担や ママの着せやすさはもちろん、肌着の耐久性などが気になるところです。
【ベビー目線】 | 【ママ目線】 |
素材 ・綿100%かどうか | 着せやすさ ・紐の結びやすさ ・ボタンの個数 |
縫製 ・タグの位置 ・縫い目が外縫いか | コスパ ・1枚あたりの価格 |
通気性 | 洗濯耐久性 ・ヨレや縮みがないか |
赤ちゃん目線では“快適な着心地”、ママ目線では“コストパフォーマンス”が重要になります。
実際使用してみた感想
現在、わたしは1歳のママです。私自身が軽いアトピー持ちなので娘も肌がとてもデリケートなのだろうと思い、素材と縫製と洗濯耐久性で選びました。
アカチャンホンポで購入したミッフィー柄のかわいらしい肌着セットです。オールシーズンで着用できる長袖短肌着2枚、長袖コンビ肌着2枚。フライス(綿100%)素材。袖口や襟の縫い目は外側になってます。
結び紐が色分けされてて結びやすかったです。ほぼ日替わりで洗い替えて着せていました。4枚セットで税込約3,500円程でしたが1枚だけ5ヶ月くらい経ったところで結び紐の縫い目がほつれて紐が取れましたがよくもったほうだと思います。着れなくなった後は、色柄は多少浅くなってましたが友人にお下がりできるくらいの耐久性はありました。
コストパフォーマンスで選ぶ ベスト3
とにかく何枚も替えが必要!そんな時はリーズナブルかつ機能性の肌着をチョイス。安い価格帯はやはり縫製の弱さが目立ちますが短期間の使用と割り切れば気になりません。
1.【1枚あたり300円】西松屋 2枚組ガーゼ短肌着(白無地)
二重ガーゼで通気性はバツグン!年中使える定番アイテム。ただガーセ生地なので洗濯後の特有のシワとヨレが目立ちます。洗濯後は叩いてシワをのばして干すことをオススメします。
2.【1枚あたり400円】アカチャンホンポ 半袖短肌着2枚組みフライスホワイト
低価格でも着せやすさと通気性の良さで定評のある短肌着。長肌着やコンビ肌着の下に着る新生児肌着の基本アイテム。オールシーズン使えます。
袖口や裾などの折り返し部分は外縫仕様。縫い合わせ部分の“切りっぱなし”や裾部分の縫い目が洗濯後に内側に巻き込むのが気になるところですが、ヨレやシワが少ないのはポイント高め。
長袖バージョンも! 【1枚あたり400円】アカチャンホンポ 長袖短肌着2枚組 フライス
短肌着の長袖バージョン。半袖と同じ価格がうれしいですよね。長袖なので寒い時期におすすめです。
こちらも内ひもがグリーンで結び間違い防止になってます。
3.【1枚あたり485円】ベビーザらス 日本製2枚入りフライス短肌着
日本製なのがれしいですよね。外縫い仕様で赤ちゃんの肌にも優しいつくりになっています。
上質で選ぶなら ベスト3
着心地優先したいなら高い機能性のハイブランド、ミドルブランド。縫製が細やかではだけにくいのが特徴です。
1. コンビミニ 短肌着2枚組み
伸縮性に優れており洗濯後は縮まない、紐が丸まらないと上質な素材。生地はふわっと柔らか。丁寧な外縫い仕様。紐もくたびれず結びやすさ着せやすさに定評があります。名前が書けるタグ付き。
2. ミキハウス ピュアベール天使のはぐ ニットガーゼ短肌着
ミキハウスの肌着は“第2の羊水”と言う程、デリケートな赤ちゃんの肌にこだわった高機能が特徴です。ニットガーゼでふんわり柔らかな肌触り。通年使用できます。
肌着の生地に抗菌成分をしっかり浸透固着させて繊維上の特定のウイルスの数を減少させます。素材の風合いを生かしながら洗濯を50回しても高い効果が持続します。
3. ファミリア 打合せ半袖肌着
フライスのもととなる糸はすべて日本製の上質な綿糸が使われているので安心安全。スピード生産ではなく、小さい編み機でゆっくり編まれているので柔らかさのある肌触りになっています。
着せやすさで選ぶなら ベスト3
忙しいママにとって着せやすさはありがたい!特に寒い時期の着せ替えはなるだけ早く済ませてあげたいものです。
1. コンビミニ ワンタッチ肌着2枚組
マジックテープでとめるタイプ。私も使用していました。結ぶ手間も省けるので時短着せ替えでとにかくラクちん!
洗濯をするたびにマジックテープ部分に洗濯クズが絡まりますが、とめれば見えないし気にしなければ問題ありません。七分袖でオールシーズン使えますね。
2. アカチャンホンポ 半袖短肌着2枚組みスライスホワイト
前述のコスパでもご紹介したアカチャンホンポの短肌着。内側と外側で結び紐の色が違うので結び間違いがありません。洗濯後の紐のヨレも少ないので着せやすさのポイントは高いです。今回ご紹介したベビー肌着の中で安さと機能性を両立した最も使いやすい1枚です。
3. ユニクロ タンハダギ(2枚組)
外側がスナップボタン仕様になっています。内側も外側もひもだと大変ですが、スナップボタンだと開け閉めしやすく、はだけにくいですよ。成長に合わせて調整できるのも◎
4.コンビ肌着
4.コンビ肌着
ここまでは、短肌着について紹介しましたが、コンビ肌着というアイテムも並んでおすすめです。
新生児期から着用可能で、長肌着と同じ感覚で着せることができます。唯一長肌着と違うのは、足回りにスナップがついていること。スナップを付けることで、カバーオールのような形に早変わり。新生児期はスナップを付けずにベビードレスのように着せても構いません。おなかをすっぽりと隠してくれるので、足の動きが活発になりベビードレスの裾がまくれてしまう場合におすすめです。カバーオールを着せたときにも下着でもたつくことはありません。
夏場なら、コンビ肌着1枚で過ごさせてもよいくらい。着脱させやすいので、短肌着や長肌着を準備せずにコンビ肌着だけで新生児期を過ごすママもいるほどですよ。
ファミリアなら「ロンパス型肌着」や「カバーオール型肌着」と呼ばれています。コンビミニやユニクロでは「コンビ肌着」という商品名で販売されているのでチェックしてみましょう!
ユニクロベビー
購入しやすさやコスパ面でおすすめしたいのが、「ユニクロ(UNIQLO)ベビー」のコンビハダギです。ユニクロならママやパパも着用経験を持つ方もいるので、その品質はお墨付きではないでしょうか。やわらかい肌触りと、伸縮性の高い生地を採用しているので、活発な動きの赤ちゃんにも最適です。サイズは50~60cmワンサイズなので、新生児用下着と準備してはいかがでしょうか。それに、ユニクロなら店舗も多く買い求めやすい特徴があります。
ネットショップからもお取り寄せができるところもメリットですね。店舗で品物を確認してから、ネットで注文ということもできます。コンビハダギはユニクロベビーの定番商品なので、いつでも購入できますよ。洗い替えが欲しいときはもちろん、短肌着ではポッコリおなかがむき出しになってしまうという場合でも、余裕をもって買い足し可能です。
まとめ
上記でも記しましたが我が家のベビー肌着は1日平均3〜4枚は使用していました。当時は親と子の洗濯を1日交互にしていましたから2日ぶん溜め込むと、それだけたくさんの枚数が必要でした。
肌着だけで15枚ほどは持っていました。ですが、最初からこんなにたくさんの枚数を購入することはありませんよ!本当に欲しい質と使いやすさを見極めて、まずは無理の無い枚数からお買い求めることをおすすめいたします。