こんにちは!離乳食インストラクターの中田馨です。
秋も深まってきた今日この頃。
「食欲の秋」という言葉もあるくらい、秋の食材は色とりどり。
かぼちゃ、さつまいも、じゃがいも、かぶ、にんじん、きのこ類などなど。
聞いただけでおなかが”グーっ”となりそうな食材が多いですね。
旬の食材の3つのいいところ
旬の食材のいいところって何でしょう?
栄養がたっぷり!
栄養素が最も多いと言われています。
季節外れの食材を食べるよりも栄養価が高いのです。
美味しい!
旬を過ぎた食材は、少し硬かったり繊維が多かったりもいますが
旬の食材は、軟らかく、脂ものっていて美味しいですよ。
安い!
収穫量が多いので、安くで手に入れることができます。
旬の食材はいいことばかり。
この美味しい食材をぜひ離乳食にも使いたいですね!
では、今日は今が旬の秋の食材を使った「手づかみ」メニューをご紹介しますね。
お弁当にも入れられますよ!
旬の秋食材を使った手づかみ離乳食
1:かぶと鶏ささみの煮物
かぶの美味しい季節になりましたね!
サッと煮て、だしで味をしみこませるだけで美味しいですよ。
今日は更に鶏のささみを入れて、うまみがアップ!
【材料】
かぶ 30g
鶏ささみ 15g
かつお昆布だし 300ml
しょう油 0.5ml
【作り方】
1. かぶは筋も取り除くようにぶ厚めに皮をむきます
2. かぶは1cm角に、鶏ささみはみじん切りに切ります
3. かつお昆布だしにかぶを入れて煮ます
4. かぶが軟らかくなってきたら、ささみも入れてしっかりと火を入れます
5. しょう油で風味づけ
*時間があれば、そのままだしにつけ込んで、味をしみこませてみてくださいね!
2:芋おにぎり
秋の旬のお野菜といえば?
さつまいも!
ホクホクのさつまいもで、大人も子どももいもご飯を食べたいな!
【材料】
米 40g
水 80ml
さつまいも 15g
【作り方】
1. さつまいもは皮をむいて1cm角に切り、5分間水につけてアクを取ります
2. 鍋に、米、水、さつまいもを入れて蓋をして強火にかけます。
3. 沸騰したら弱火にして、コトコト時間をかけて炊きあげます(20~30分目安)
4. 炊き上がったら10分むらします
5. ラップに包んで、一口サイズのおにぎりにします
3:さつまいもの米粉お焼き
手づかみおやつにいかがですか?さつまいもの量はお好みで変えてくださいね!
【材料】
さつまいも 15g
米粉 30g
豆乳 40g
【作り方】
1. さつまいもは皮をむいて1cm角に切り、5分間水につけてアクを取ります
2. 蒸し器に入れて10分蒸します
3. ボウルに、米粉、豆乳を入れて粉っぽさがなくなるまで混ぜてさつまいもも入れ混ぜます
4. せんべい型に形作って、フライパンで両面じっくり焼きます
4:蒸しかぼちゃ大豆
かぼちゃは、ただ蒸すだけでもとっても美味しいんです!
私の保育所の定番メニューです。
今日は、大豆も加えて栄養アップ!
消化に悪く食べにくいので緑色の皮は取り除きましょう。
【材料】
かぼちゃ 30g
蒸し(ゆで)大豆 10g
【作り方】
1. かぼちゃの種、ワタ、緑の皮を取り除きます
2. 大豆は沸騰したお湯に1分茹でてから薄皮をむきます
3. かぼちゃは赤ちゃんが食べられる大きさ(1cm角が目安)に切ります
4. よく湯気が立った蒸し器の中にかぼちゃを入れて蒸します。
5. 8分ほど蒸したところで大豆も入れます
6. 2・3分ほど蒸して、竹串を刺してスーッと通れば出来上がり
5:じゃがいものおに饅頭
おに饅頭といえばさつまいもで作るのが定番ですが、じゃがいもも美味しいんですよ!
【材料】
じゃがいも 30g
小麦粉 大さじ1
【作り方】
1. じゃがいもの皮をむき、赤ちゃんが食べられる大きさ(1cm角が目安)に切ります
2. 5分間水につけアクを取り、ザルで水切りします
3. ボウルの中で小麦粉と混ぜ合わせ、スプーンですくって耐熱の容器に入れます
*写真はお弁当に使える紙皿を使いました
4. よく湯気が立った蒸し器の中に3を入れて10分蒸します
5. 竹串を刺してスーッと通れば出来上がり
*蒸し加減が弱いと、小麦粉がダマになりますので、しっかり蒸気が上がった蒸し器に入れましょう。
《蒸し器がない場合》
1.鍋にお湯を沸かす
2.耐熱の器に材料を入れる
3.蓋をして蒸す
でも大丈夫ですよ
いかがでしたか?
秋が旬の食材はまだまだあります。
お子さんと一緒に美味しい秋を満喫してくださいね。