妊婦さんへの贈り物はマナー違反?

一般的に、「出産前に贈り物をする事はあまり良くない」と言われています。
そう言われる理由は様々ですが、一つは「出産は最後の最後まで油断できないもの」だからです。
万が一なにかあった時に、すでに出産祝いをもらっている・・という状況は一番避けたいパターンですよね。
また、ベビー用品などのお祝いを出産前に贈るとママへのプレッシャーに繋がってしまう場合もあります。
しかし、最近ではベビーシャワーのように出産前のお祝いをしたり、妊婦祝いを贈る人が増えています。
先ほどの理由を理解した上で、ママの気持ちに寄り添いながら、「ママへのご褒美」としてプレゼントすると喜ばれるでしょう。
いつ渡すのがベスト?
一般的に安定期と呼ばれる5ヶ月以降(妊娠中期)がベストです。
つわりが明けて体調も安定してくる妊婦さんが多いので、贈り物にも一層喜んでくれるでしょう♪
ただ、中期になってもつわりが続いていたり、体調が不安定な妊婦さんもいるので、一度確認してみるのがいいかもしれません。
どんなプレゼントがいい?予算は?

ベビー用品やお守りなど、ママにプレッシャーがかかる贈り物はNGです。
特に初めての妊娠の場合は、不安なことが多く敏感な妊婦さんが多いので注意しましょう。
■友達
予算:3,000円〜5,000円
あまり高価なものは逆に気を遣わせてしまうので、ノンカフェイン飲料やハンドクリームなどのプチギフトがおすすめです。
■家族・親族
予算:5,000円〜10,000円
奥さんや娘さん、きょうだいなど身内へのプレゼントとして、マザーズバッグやマタニティウェアなどの「産前から産後まで使える」ギフトが人気です!
長く使えるものなので、妊婦さんの好みや欲しい機能などをリサーチしておいたり、一緒に買いに行ったりしてプレゼントするのも良いですね♪
妊婦さんが喜ぶ!おすすめマタニティギフト10選
■カフェインレス飲料
デカフェやルイボスティーなどカフェインレス飲料は、妊娠中から産後授乳中も飲めるので、妊婦さんへのプレゼントにもおすすめです。
私も産前に友人から頂きました♪
■フルーツやスイーツ

フルーツやスイーツなどの食べ物も人気のギフトです。
妊娠中は体重制限があったり、体調で食べ物に気をつけているという妊婦さんもいますので、塩分や糖分が控えめなものがおすすめです。
■冷えとりグッズ

腹巻きや靴下などの冷えとりグッズも贈り物に人気です。
妊婦さんのお肌はいつも以上に敏感になっているため、優しい素材のものがおすすめです。
■ハンドクリーム、ボディクリーム、マッサージオイル

妊娠中は、肌が乾燥しやすいのでボディクリームや、妊娠線予防のクリーム、またマッサージオイルもおすすめです!
私は友人にオーガニックのマッサージオイルを頂きましたが、毎日のマッサージや妊娠線予防にも使えてとても有り難かったです♪
ただし、妊婦さんのお肌は普段よりも敏感になりやすいので、香料や成分があまりきつくないもを選ぶようにしましょう。
■パジャマ

マタニティウェアやマタニティパジャマも人気のギフトです。可愛いパジャマでママの気分も上がること間違いなしです♪
「前あきパジャマ」が、出産後の授乳にも使えておすすめです。
■クッション

妊娠中期以降は、どんどんお腹が大きくなってきます。
就寝時や座る時に抱き枕やクッションがあると、お腹や足を支えてくれるので快適なんです!
産後は授乳クッションとしても使えるものが多いので、こちらもおすすめですよ。
■メモリアルフォト撮影チケット

最近では、プレゼントとしてフォトスタジオの撮影チケットも増えています。
お値段は少し張りますが、記念にマタニティフォトを撮影してもらえるので、ママにも喜ばれます。
■マザーズバッグ

マザーズバッグは、出産祝いにだけでなく妊娠祝いにも人気です。
産後はもちろん、産前から大活躍するのでギフトとしても最適です。
私も、妊娠中に身内からマザーズバッグを頂きましたが、出産入院〜産後までかなり重宝しましたよ♪
心温まるメッセージが嬉しい

妊婦さんは、つわりや体調不調など、精神的にもナーバスになりがちです。
プレゼントと一緒に、身体や心を労るメッセージがあると励みにもなります。
「おめでとう」や「身体を労ってね」と気持ちを込めて、一言添えてあげるとさらに喜んでくれるのではないでしょうか♪
些細なことに敏感になっている妊婦さんもいますので、言葉を選んで伝えることがポイントです。
相手別に、メッセージの例文をいくつかご紹介いたします。
■仲の良い友人向けのメッセージ
「自分のことのように嬉しい知らせをありがとう!
身体に気をつけて、元気な赤ちゃんに会えることを楽しみにしているよ」
■姉妹へのメッセージ
「嬉しい報告ありがとう!
新しい家族が増えるのを、楽しみにしているよ。
何か必要なことがあったらいつでも言ってね」
■兄弟へのメッセージ
「〇〇さん(兄弟の妻の名前)の妊娠おめでとう。
妊娠中は大変だから、ちゃんとサポートしてあげてね。
何かあったら力になるよ」
身近な人に対しては、フランクな表現にすると、自分の気持ちがストレートに伝わりやすくなります。
■先輩や目上の相手へのメッセージ
「おめでとうございます。
なにかと大変な時期だと思いますが、ご自愛ください。
ご家族の健康と幸せをお祈りしております。」
■産休前・同僚へのメッセージ
「妊娠おめでとう!
体調に気をつけて出産を迎えてね。
また一緒に仕事をしよう、待ってるよ」
目上の人に対しては、あたりさわりのない言葉で伝えてくださいね。
同僚に対しては、「待っているので安心して出産に備えて」という気持ちを伝えましょう。
メッセージの伝え方と贈り物のポイント

「元気な赤ちゃんを産んでね」「がんばってね」という言葉は、メッセージに添えないようにしましょう。
受け取り方は人それぞれですが、今回の妊娠・出産に対し大きな不安を持っている人も見られます。
もしかしたら、公にしたくないリスクを負った妊娠期間を過ごしているかもしれません。
この何気ない一言のメッセージが、妊婦さんのプレッシャーにつながることもあるのです。
妊娠時ではなく、出産時に赤ちゃんへの贈り物を渡したほうが良いケースがあります。
直属の上司のパートナーが出産した場合や、目上の人に対する贈り物がそれにあたります。
「妊娠おめでとう」の贈り物は、どちらかといえば、面識がある相手への激励の意味合いがあります。
直属の上司のパートナーと贈り主は直接面識がないため、この贈り物がトラブルの原因になることも。
「目上の人=年上」であることが多いので、若い人から「妊娠おめでとうございます」と言ってほしくないかもしれません。
出産後の安堵したときに、お祝いを渡すことも大切です。
まとめ
ご紹介したマタニティギフトが少しでも参考になれば嬉しいです♪
普段より気を遣ってしまう妊婦さんへのプレゼントですが、ママの気持ちに寄り添って選んだプレゼントならきっと喜んでくれますよ!
ママエ編集部の中の人が書いています。
二人子のママ。仕事はライティング中心に様々なママのためになる記事を毎日書いています。