妊娠中は、たくさんの栄養素が必要なので、いつも以上に体に気を遣う方も多いのではないでしょうか?
しかし、きちんと栄養を管理するには、知識がないと骨が折れますよね。妊娠中の時期に料理をきっちり作るのは、大変な面も多くなるでしょう。
そこで今回は、プレママにおすすめのサプリメントと一緒に、通信販売でおすすめの購入方法を紹介しています。
「サプリメントはちょっと……」という方には、栄養価の高い食材も一緒に取り上げました。
食材は日頃のレシピ作りの参考にしながら、栄養を補助する役割ができるサプリメントも検討してみてくださいね。
プレママがサプリメントを使うメリット
妊娠中は、いつものようにご飯を作れないときもありますよね。
栄養を食事以外からサポートするのにサプリメントは役立ちます。
また、食材の栄養素をつねに考えながら作るのは、なかなか難しい面もあるでしょう。
妊娠中は、ママの体と赤ちゃんの両方に栄養が必要になるので、サプリメントは栄養が偏っていると感じるときに使うと便利です。
プレママがサプリメントを使うときは医療機関に相談を
サプリメントはあくまで健康補助食品として使い、メインは食事から栄養をとるのが理想です。
栄養素は一日にとる推奨量が決められているため、過剰摂取してしまうと体に悪い影響が出ることもあります。
他の注意点には、サプリメントに含まれる成分・添加物が個人の体調や体質によっては、アレルギーが起こる可能性もあるので意識しましょう。
健康食品を過信しすぎず、できれば栄養療法を専門にするクリニックに相談してみてください。
プレママが摂取すべき栄養素とは
プレママが積極的に摂取すべき栄養素をピックアップしました。
サプリメントとしても販売されているので、栄養素選びに迷った時の目安にしてくださいね。
葉酸
赤ちゃんの体をつくる過程では、葉酸と呼ばれる栄養素が必要になります。
葉酸が不足してしまうと、赤ちゃんの成長に影響が出てしまう可能性もあるため、妊娠中にサプリメントで補う人もいるというわけです。
例えば、食材ではえだまめやアスパラガス、ブロッコリーなどに多く葉酸が含まれています。
妊娠中に葉酸のサプリメントを飲むときは、医療機関での検診を受けながら使うと安心です。
ビタミンD
体の免疫力を整えてくれるビタミンDは、体のあらゆる場所で必須な栄養素です。
骨をつくるときにもビタミンDが必要なので、カルシウムと一緒に食事から摂取できればベスト!
サプリメント以外なら、簡単に摂取できる方法には、太陽の光を直接浴びる方法があげられます。
シミが気になる方は、肌のダメージを軽減できる朝と夕方の日光浴がおすすめですよ。
ビタミンB群
体のエネルギーに必須のビタミンB群とは、ビタミンB1、ナイアシンなど、いくつかの種類をまとめた栄養素のことです。
ビタミンB群の中には、赤ちゃんの脳や心臓など、体の基礎を作る上で欠かせない葉酸も含まれています。
ビタミンB群は、共に協力して働くことが多いため、単体でなくすべてのビタミンB群を含んでいるサプリメントがおすすめです。
サプリメントの代わりになる栄養価の高い食材を紹介
健康食品を検討中の方、食事から栄養を取りたい方に向けて、コスパのいい食材をまとめてみました。
栄養価が高い食べ物も取り入れつつ、食材はローテーションしながらバランスよく食べることを意識してみてください。
卵(タンパク質・ビタミン群)
体に必要不可欠なビタミンB群、ビタミンDが豊富な食材で、コスパのいい食べ物として人気です。
卵焼き、目玉焼き、卵スープなど、料理のレシピに応用しやすいですよね。値段も安くて主婦の味方です!
スーパーによっては、飼育のエサや環境に気遣って育てられた「平飼い卵」も売っているのでおすすめですよ。
肉類・小魚(タンパク質・ミネラル類)
鉄分やビタミンが豊富な肉類は、栄養価の高い食材の一つです。
魚の種類によっては水銀などを体に取り入れてしまう心配がありますが、小魚は体が小さく海で食物連鎖の下流になる存在なので、栄養を取る上で役立ちます。
また、カルシウムが豊富なため、体の骨や血を整える働きも期待できますよ。
ブロッコリー(ミネラル・ビタミン類)
ビタミンCが豊富な食材で、細胞の老化予防に働きかけてくれます。
妊婦中の赤ちゃんが成長に必要な葉酸も含まれているので、貧血予防になり一石二鳥です♪
湯がいてサラダにして食べる方法、他の野菜と一緒に炒めて調理するなど、さまざまな使い方ができます。
美味しく食べたいときは、サッとゆがいて食べるようにしましょう。
納豆・味噌(ビタミン・ミネラル・乳酸菌)
ビタミンKが豊富な納豆は、発酵食品として腸や体をサポートしてくれる食材です。
納豆に含まれる納豆菌という腸内細菌は、免疫力を高めてくれると言われています。
同じく発酵食品の味噌を選ぶときは、肌や体の調子を整えてくれる麹(こうじ)入りがおすすめです◎
ヨーグルト(カルシウム・タンパク質)
発酵食品の一つとしてヨーグルトは、腸内細菌を整える働きが期待できます。
カルシウムが豊富で、善玉菌と呼ばれるビフィズス菌などの働きで便通改善もサポートできるかもしれません。
それほどカロリーが高くないので、朝食やおやつに食べるのに罪悪感がありません。
果物(ビタミン・ミネラル)
女性の肌をキープしてくれるビタミンやミネラルが含まれる食べ物です。
質のいい糖質が取れるため、多くの栄養が必要な妊婦さんにもピッタリですね。
ただし、果糖を摂取しすぎるのはNG!1日の量を守ってくださいね。
食事やサプリメントで上手に栄養サポート!
妊娠中は、サプリメントを使うと簡単に栄養を取りやすいメリットがあります。
妊婦さんにおすすめのサプリメントは、赤ちゃんの体が成長する上で役立つ「葉酸」、免疫力や骨の健康に関わる「ビタミンD」、体のエネルギーに必須のビタミンB群を取り上げました。
サプリメントに頼り切らず、サポートの役目として使いながら、メインは食材を中心に栄養を補ってみてください。