こんにちは。離乳食インストラクターの中田馨です。今年のひなまつり、赤ちゃんにとって初節句というご家庭もあるのではないでしょうか?今日は、離乳食後期ごろからの赤ちゃんが食べられる、ひなまつり離乳食レシピをご紹介します。
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ひなまつりってどんな行事なの?
現在は、女の子の行事として知られている、ひなまつりですが、昔は男女共に行われていた行事だったようです。ひな人形が子どもに降りかかる厄を代わりに受けてくれるそうです。
・子どもがすくすくと健康に育ちますように
・子どもが幸せになりますように
という思いが込められています。
ひなまつりの食べ物といえば?
ひなまつりにいただく食べ物といえば?どんな思いが込められているか少し見てみましょう。
・ハマグリのお吸い物
ハマグリの貝殻は、対になっている貝殻でないとピッタリと合わないので、絆の深い仲のいい夫婦になりますようにという思いが込められています。
ちらし寿司
ちらし寿司に入れる具には意味があります。腰の曲がっているエビは長生き。豆は健康にマメに働く。菜の花は春らしさ。れんこんは見通しがいい。ということで、お祝いにはよく食べられますね
白酒
もともとは、桃の花びらを漬けた『桃花酒』というお酒が飲まれていたそうです。桃は邪気払いの花なのです。
ひなあられ
白、ピンク、緑、黄色の意味は四季を表しています。一年中幸せに過ごせるようにという思うが込められています。
ひし餅
緑は新芽を表し、健康や長寿。白は雪を表し、清浄。ピンクは花が咲くことを表し、魔除けを意味します。
ひなまつり離乳食レシピ
ちらし寿司
【材料】
軟飯 90g
にんじん 10g
ひじき 小さじ1/2
ほうれん草 5g
生鮭 10g
卵 1/3個
【作り方】
1. 軟飯を炊きます
2. にんじんは1cmの千切り。にんじん一部は花形にします。ひじきは水につけてみじん切り。ほうれん草は5mm幅。
3. 卵は薄焼き卵にして、細かく切ります(錦糸卵にする)
4. にんじんはしんなりするまで煮ます
5. だしに、にんじん⇒ひじき、ほうれん草の順に入れて煮ます
6. 軟飯と混ぜ合わせます
7. 他の材料を盛り付けます
しいたけと豆腐のお吸い物
【材料】
だし 300ml
にんじん 10g
しいたけ 5g
豆腐 10g
しょう油 0.5ml
【作り方】
1. にんじんは花形にします。しいたけはみじん切り。豆腐は1cm角に切ります
2. だしににんじん⇒しいたけ、豆腐の順に煮ます
3. しょう油で風味づけ
ポテトでひし餅
【材料】
じゃがいも 60g
にんじん 10g
ブロッコリー 10g
【作り方】
1. じゃがいもをゆがいてつぶします
2. にんじんとブロッコリーも別々にゆがいて裏ごし
3. じゃがいものみ、じゃがいも+にんじん、じゃがいも+ブロッコリーに分けてひし餅を作ります。
4.きれいなひし形にする方法
①手で作る方法
“じゃがいも+ブロッコリー”をひし形にして、その上に“じゃがいものみ”を下段に合わせて重ねる。
更に、その上に” じゃがいも+にんじん”を重ねる。
包丁で切って、形を整える
②牛乳パックで作る方法
牛乳パックを輪切りにする。
ひし形にして、じゃがいも+にんじん⇒じゃがいものみ⇒じゃがいも+にんじんの順に重ねていく。
牛乳パックで作る際は、材料の量が2~3倍必要になります。
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ひなまつり離乳食で、楽しいひなまつりを過ごしてくださいね!