赤ちゃんを迎えるために必要な出産準備。 必要なものを最低限に、費用を抑えて準備したいと思うママ・パパは多いのではないでしょうか。 最近では、ベビー用品・ママ用品のレンタルを利用するご家庭が増えています。 新品の指定ができない場合もありますが、洗浄・除菌・消毒してあるので、安心して使用することができますよ。 今回は、気になる出産準備にかかる費用と、ベビー用品・ママ用品のおすすめレンタルグッズについて、レンタル期間のシミュレーションとともにご紹介していきます。
出産準備に対するママ・パパのお悩み
予定日まであと少し。出産準備を始めるママ・パパを悩ませるのが、 「何を準備すればいいの?」 「費用はどれくらいかかるの?」 「使う時期が限られるベビー用品は購入すべき?」 「ベビー用品・ママ用品は必要最低限に抑えたい!」 大切な赤ちゃんのためにも、できるだけ安全で快適な環境を準備してあげたいところですが、全て揃えるとなると結構な品数・金額になってしまいますよね。
実際に出産準備を経験した先輩ママのなかにはこんな失敗談も… 「必要だと思って購入したけど、実際は必要なかった」 「赤ちゃんとの相性が悪く、ほとんど使わなかった」 「使用期間が限られる大型用品は、必要な時期を過ぎると保管場所に困るし、処分も一苦労…」 せっかく購入しても、赤ちゃんの好みに合わなかったり、生活スタイルにマッチしなかったり… 買わなければよかった、と後悔することもしばしば。 出産準備で失敗したくない!と思っているママ・パパは多いのではないでしょうか。
気になる!みんなの出産準備費用
マタニティ・ベビー用品の準備にかかる平均費用 |
約130,000円 |
参照記事:たまひよ 妊娠・出産・育児でいくらかかる?【妊娠・出産 お金の話】(参照 2019/10/28)
いざベビー用品やママ用品を揃えようと出産準備リストを見てみると… 「本当にこんなに必要なの…?」と思うほど大量の準備物が!
出産準備品(ベビー用品・ママ用品)にかかる費用を調べてみると、平均で約130,000円。 決してお安くはないお値段です。 出産準備品の他にも、分娩入院や内祝い、イベント行事など、出産には何かと費用がかかります。 無駄な出費はできるだけ抑えて、本当に必要なものにお金を使いたいですよね。
期間限定だからこそレンタルを利用してみよう
ベビー用品は使いやすさや安全面を考慮して作られているため、やはりお値段もお高めです。 本当に必要かどうかは、実際に使ってみなければ分かりません。 とはいえ、全て揃えるとなるとかなり高額ですし、赤ちゃんが小さいうちしか使わないものは、使わなくなったあとの保管場所にも困りますよね。 そんな時にぜひ試してもらいたいのが、ベビー用品・ママ用品のレンタルサービス。 レンタルなら使いたい時期だけレンタルすることができ、赤ちゃんやママに合わなければ返却することもできます。 レンタルした商品が気に入れば、そのまま買取できるレンタルショップもありますよ。
ベビー用品・ママ用品 おすすめレンタルグッズ一覧
ここからは、ベビー用品とママ用品のおすすめレンタルグッズをご紹介します。 赤ちゃんが産まれてからの使用期間が比較的短いと思われるベビー用品・ママ用品をあげてみました。 ※価格は2019年10月現在の最安値です。(主要8社比較)
おすすめレンタル ベビー用品編
おすすめレンタル用品 | 費用/月額 | おすすめ度 |
ベビースケール(体重計) | ¥1,980~ | ★★★☆☆ |
ベビーバス | ¥800~ | ★★★☆☆ |
ベビーベッド | ¥1,782~ | ★★★★★ |
ベビーラック | ¥2,200~ | ★★★★☆ |
新生児用チャイルドシート | ¥1,400~ | ★★★★☆ |
A型ベビーカー | ¥2,286~ | ★★★★☆ |
バウンサー | ¥1,188~ | ★★★★☆ |
おすすめレンタル ママ用品編
おすすめレンタル用品 | 費用/月額 | おすすめ度 |
授乳クッション | ¥842~ | ★★★☆☆ |
骨盤矯正ベルト | ¥917~ | ★★★★☆ |
ブレンダー | ¥2,350~ | ★★★★☆ |
購入とレンタルどっちがお得?比較シミュレーション!
次に、先ほどご紹介したベビー用品を購入した場合とレンタルした場合とでかかる費用を比較してみます。 「商品の購入を迷っている」 「使ってみたいけど、実際赤ちゃんに合わなかったらどうしよう…」 「購入する前に使い心地を試してみたい!」 などなど、お悩みのあるママ・パパはこちらのシミュレーションを参考になさってみてください。 なお、レンタル期間は平均的な使用期間です。赤ちゃんによって実際の使用期間には個人差がありますので、赤ちゃんの成長や個性に合わせてレンタル期間を決めましょう。
【リトルプリンセス】 コンパクトにたためるベビーバス
価格:¥4,258(税別)
レンタル期間 | レンタル価格 | 購入との差額 |
1か月 | ¥1,980 | ¥2,278 |
★オススメ理由★ 1か月検診を受けて特に問題がなければ、多くの赤ちゃんはママやパパと一緒に大人のお風呂に入ります。使用期間は約1か月。他のベビーグッズに比べてもかなり使用期間の短いアイテムです。 収納面を考慮しビニール製のベビーバスを購入されたママのなかには、「すぐに穴が空いてしまった」「実際に使ってみるとすごく使いにくかった」などの声も。 新生児期の赤ちゃんはまだ首も据わっておらず、お風呂の中でも不安定になりがちです。安全に沐浴させてあげるためにも、ママやパパが使いやすいベビーバスを選びましょう。
【タニタ】 授乳量機能付きベビースケール BB-105 nometa
引用:ベビーファン 本体参考価格:¥14,800(税別)
レンタル期間 | レンタル価格 | 購入との差額 |
1か月 | ¥1,980 | ¥12,820 |
★オススメ理由★ 赤ちゃんが小さい間は、まだうまく母乳が飲めません。母乳育児が軌道にのるまでは、ベビースケールを利用して母乳を飲んだ量を確認できるとママも安心ですね。ベビースケールの使用期間は赤ちゃんの発達状況やママの考え方によって様々ですが、1か月検診で体重が順調に増えていたら使用をやめるママも多いようです。
【ヤマサキ】 ベビーベッド ツーオープン
引用:かしてネッと 本体参考価格:¥37,400(税別)
レンタル期間 | レンタル価格 | 購入との差額 |
6か月 | ¥10,692 | ¥26,708 |
★オススメ理由★ 「レンタルして良かった」というママ・パパの声が最も多いのがベビーベッド。赤ちゃんによっては相性が合わなかったり、いつも間にか添い乳したまま大人と同じベッドで寝ることが多くなっていたり…。せっかく購入したけれど、「実際の生活スタイルに合わなかった」「使わなくなったあとの保管場所に困る…」といったことも。 赤ちゃんの成長とともに狭くなるベビーベッド。寝返りやつかまり立ちが始まると、思わぬ事故につながることもあります。こういった事故を未然に防ぐためにも、赤ちゃんが活発に動きはじめる6か月~9か月くらいまでの利用がおすすめです。しかし、きょうだいやペットがいる場合は、思わぬアクシデントを避けるためにも1歳頃までベビーベッドを使用する方もいますよ。
【コンビ】 ネムリラ AUTO SWING エッグショック
引用:ベビレンタ 本体参考価格:¥42,000(税別)
レンタル期間 | レンタル価格 | 購入との差額 |
3か月 | ¥14,410 | ¥27,590 |
★オススメ理由★ ベビーラックはベビーベッドやベビーチェア、お食事台などいろいろな用途に使えます。1台あると非常に便利ですが、赤ちゃんの寝返りが始まるとベビーラックが狭くなり、あっという間に使わなくなったという声も。首が据わるまでは重宝しそうですが、赤ちゃんによっては「揺られているよりも動きたい!」と大人しく座ってくれなくなることも考えられますね。ベビー用品のなかでも高額商品のベビーラック。まずはレンタルで赤ちゃんとの相性を確認してみるのが良いかもしれませんね。
【エールベベ】 クルットNT2プレミアム
引用:ナイスベビー 本体参考価格:¥30,250(税別)
レンタル期間 | レンタル価格 | 購入との差額 |
6か月 | ¥15,400 | ¥14,850 |
★オススメ理由★ 生活の中で車移動が多いご家庭では、チャイルドシートが必須ですね。新生児期から使えるものや、幼児用・学童用とチャイルドシートの種類も様々です。新生児から乳幼児まで使える兼用タイプもありますが、サイズが大きくシート座面も高めなので、赤ちゃんが成長するにつれて座らせる際に狭く感じることも。新生児期は専用のチャイルドシートをレンタルして、ひとりで座れるようになった頃にもう少しゆとりのある幼児用へ移行するのもひとつかもしれませんね。気に入ったチャイルドシートがご家庭の車に取り付け可能かどうか、適合車種もしっかりと確認しておきましょう。
【アップリカ】 カルーンエアーAB
引用:ベビーツーワン 本体参考価格:¥32,000(税別)
レンタル期間 | レンタル価格 | 購入との差額 |
7か月 | ¥16,000 | ¥16,000 |
★オススメ理由★ 赤ちゃんとのお散歩に大活躍するベビーカー。ベビーカーには主に生後1か月から使える「A型」と、腰が据わる7か月頃から使える「B型」があります。1か月検診が終わると、徐々にお散歩など外出の機会が増えていきます。A型のベビーカーは月齢の浅い赤ちゃんでも安心して使えるよう、しっかりとした作りになっています。その分、「かさばる」「重い」「高額」などのデメリットもあります。まずはA型ベビーカーをレンタルし、赤ちゃんが一人でお座りができるようになった頃にB型を購入するママ・パパも多いようです。また、赤ちゃんによっては乗り心地が気に入らないと、なかなか乗ってくれないケースもあるので、まずはレンタルをして様子を見てみてみるのも良いかもしれません。
【ベビービョルン】 バウンサー
引用:ベビレンタ 本体参考価格:¥16,800(税別)
レンタル期間 | レンタル価格 | 購入との差額 |
6か月 | ¥7,129 | ¥9,671 |
★オススメ理由★ 赤ちゃんが動くとゆらゆら揺れるバウンサーは、忙しいママ・パパの子育てを助けてくれるアイテムのひとつ。購入を検討する方も多いのではないでしょうか。あれば便利な商品ですが、その他のベビーグッズに比べると、優先順位は低いかもしれません。赤ちゃんによっては座るのを嫌がったり、動きが活発になってくるとかえって危なかったりで、購入しても案外使わなかった、という意見も。まずはレンタルで赤ちゃんとの相性を確かめてみるのが良いかもしれませんね。
おすすめレンタル ママ用品編
【エルゴベビー】 ナーシングピロー
引用:ナイスベビー 本体参考価格:¥9,900(税別)
レンタル期間 | レンタル価格 | 購入との差額 |
6か月 | ¥5,049 | ¥4,851 |
★オススメ理由★ 産まれてからしばらくの間は、およそ2~3時間おきの授乳を1日8~10回繰り返します。首の据わらない赤ちゃんを支えながらの授乳は、思った以上にママの身体に負担がかかります。授乳クッションを使うと赤ちゃんもママも安定した姿勢で授乳できるので、あると大変便利な授乳補助グッズです。離乳食が軌道に乗るまでは、母乳派ママもミルク派ママも1つあると重宝するのではないでしょうか。購入を迷っているママは試しにレンタルで使い心地を試してみてはいかがでしょうか。
【ブラウン】 ハンドブレンダー・ミキサー マルチクイック
引用:ベビレンタ 本体参考価格:¥8,800(税別)
レンタル期間 | レンタル価格 | 購入との差額 |
2か月 | ¥5,060 | ¥3,740 |
★オススメ理由★ 生後5か月~6か月頃から始まる離乳食。離乳食の進み具合は赤ちゃんによって個人差がありますが、離乳食初期は赤ちゃんが食べやすいよう食材をなめらかにすりつぶす必要があります。この作業が想像以上に大変です。毎日の離乳食づくりに悩んでいるママも多いのではないでしょうか。そんな時に活躍するのがこのブレンダー。使う期間は離乳食中期に移行するまでの短い間ですが、「あると絶対に便利!」という声が多いママのお助けアイテムのひとつです。家事や育児、お仕事に忙しいママはぜひ一度使ってみてください。時間のかかるすりつぶし作業がぐっと短縮されますよ。
まとめ
ご紹介したように、出産準備品のなかには使用期間が限られるものが意外とたくさんあります。 とはいえ、大切な赤ちゃんを迎えるための環境を整えておくことは、ママ・パパの大切な役目ですよね。 全てを揃える必要はありませんが、必要かどうか迷っている商品があれば、まずはレンタルを利用して様子を見てみるのもひとつの方法です。 赤ちゃんに会えるまであと少し。快適な環境を整えて、赤ちゃんを迎えましょう!