こんにちは、離乳食インストラクターの中田馨です。
2月3日に行われる節分。日本の年中行事のひとつですね。我が家でも毎年、1年の楽しい行事のひとつとして豆まきをしていますよ。最近は、子どもたちが鬼になってくれます。節分というと、豆まきだけでなく食事も特徴がありますね。私は「恵方巻」「いわし」を使ったメニューが思いつきます。
そして「福豆」も主役のひとつですね!
今回は、赤ちゃんが喜ぶ!節分離乳食レシピ3品を紹介します。
【離乳食を楽しもう!】クックパッドベビーで大人気!離乳食インストラクター協会代表理事・中田馨(かおり)さんのレシピがスタートします!
https://dcolle-mothersbag.jp/articles/2800
節分とは
節分はどうして行われるのでしょうか?
日本には四季があります。
その四季の4つの変わり目、立春・立夏・立秋・立冬のうち、立春が節分です。
【これから訪れる新しい一年に、不幸や災いがないように】
という願いが込められています。これから始まる1年。赤ちゃんもママも家族も、元気いっぱい過ごしたいですね。
赤ちゃんと豆まきをするときに注意したいこと
豆まきの主役「福豆」ですが、赤ちゃんにとって、まだ固く噛み砕けません。のどに引っ掛けないようにするためにも、与えないでくださいね。赤ちゃんと一緒に豆まきをするときに「赤ちゃんが口にしないかしら?」と心配ですよね。拾い忘れた福豆を知らない間に食べたら?
そこで、私の保育所では、ビニール袋の角を切り、福豆を5粒ほど入れてくくったものをいくつか作ります。作った数を数えておけば、片づける時も安心です。また、小分けにした福豆も販売されていますよ!
ということで、今日は、赤ちゃんと一緒に楽しめる、節分離乳食メニューをお届けしますね。
節分離乳食メニュー3品
ひじきの太巻き風(1歳以降のメニューです)
軟飯で軟らかい太巻きを作ります。大人は海苔を使用する太巻きですが、赤ちゃんは咀嚼力が未熟なため、海苔をかみちぎれない場合があります。噛みちぎれなかった海苔は、のどに引っかかることもありますので、赤ちゃん用の太巻きには海苔を使わず、今回はひじきを使ってみますね。
<材料>
軟飯 100g(米1に対し水2の割合で炊く)
ひじき 小さじ1/2
にんじん 10g
ほうれん草 5g
高野豆腐 1/5切れ
かつお節 ひとつまみ
かつお昆布だし 400ml
<作り方>
1.ひじきは水につけて戻し、5mmに切ります
2.お米と一緒にひじきを炊きます
3.にんじん1cmに切って、かつお昆布だしで軟らかくなるまで煮ます
4.ほうれん草5mmに切って、かつお昆布だしで煮ます
5.高野豆腐は水につつけて戻し、絞ったら、かつお昆布だしで煮ます
6.ラップに1を平たく敷いて、にんじん、ほうれん草、高野豆腐、かつお節をのせ巻きます
7.赤ちゃんが食べやすい大きさに切ります
大豆とかぼちゃ煮<離乳食後期からおススメ>
赤ちゃんはまだ、福豆が食べられないので、大豆をとかぼちゃを煮ていただきましょう。
<材料>
ゆで大豆 15g
かぼちゃ 30g
しょう油 0.3 ml
<作り方>
1.かぼちゃは、皮・種・ワタを取り、だしで煮る
2.大豆は、沸騰したお湯に入れて下茹で。薄皮をむく
3.かぼちゃが軟らかくなってきたら、大豆としょう油を加え弱火でコトコト
イワシと豆腐団子のお味噌汁<離乳食後期からおススメ>
いわしを食べやすく、豆腐とお団子にして、お味噌汁に入れてみますね。
<材料>
いわし 15g
豆腐 15g
にんじん 10g
ブロッコリー 10g
片栗粉 小さじ1
かつお昆布だし 200ml
味噌 0.5ml
<材料>
1.いわしの骨と皮をとって包丁で細かくたたく
2.いわし・豆腐・片栗粉を混ぜ合わせる
3.かつお昆布だしに、にんじんを入れて煮る
4.ブロッコリーと2を小さい団子状にしていれてコトコト煮る
5.味噌で風味づけ
いかがでしたか?年に1回の節分です。ほんの少しだけいつもより、特別な離乳食を作ってみてくださいね!