秋生まれベビーとは9月、10月、11月あたりをさしますが、9月と11月では気候もずいぶん違うものです。 9月はまだ残暑の地域もあれば、10・11月は日によって冷え込んだり…。 新生児の身体は体温調整がむずかしいのでどんなベビー用品を揃えてあげればいいのか悩みます。 今回は実際に9月中旬に出産をした筆者が、必要最低限のベビー用品リストにプラスして、秋生まれベビーの役立つ出産準備品をご紹介します♪
秋生まれのベストな出産準備期間
出産準備期間は、安定期に入ってからの妊娠6~8か月ごろまでが一般的だと言われています。秋に出産予定のママにとっては、6月~10月あたりになりますね。
・妊娠6か月頃に赤ちゃんの性別がわかるので揃えやすい
・妊娠9か月以降は母体が大きく変化するので注意が必要
・妊娠後期に早産のリスクを避けるため早めの準備を
一般的には以上のように言われています。
しかし実際私自身の体験では、臨月から実家に帰り母が買い物に付き合ってくれたので、出産の体力づくりのためにも毎日歩いて少しずつ必要なものをそろえる余裕がありました。
最悪ネットで何でも手に入る世の中でもありますし、お仕事などで臨月まで休めない方でも、焦って準備する必要は無い場合が多いのではないでしょうか。
大体のものは暇なときにネットで検索・下見をしておいて、産後必要になってから買い足すのでも十分間に合いますよ。
ベビー服など気分が上がるものをちょこちょこ買いながら、妊娠期間を楽しむことで十分だと思います。
最低限必要なものを以下にまとめました。
出産準備、必要最低限リスト
産後に病院から退院してすぐに無いと困る・必要になるものばかりをリストにしました。出産準備品は極力最低限に抑えておきたい!という方はぜひコチラをご利用ください。
便利になった近頃、ドラッグストアですぐ手に入るものが大半です。参考にドラッグストアで売っている・売っていない代表的なグッズを以下リストにしておきます。
■ドラッグストアで手に入るもの
★…母乳育児の場合
☆…ミルク育児の場合
お母さんグッズ
母乳パッド★ | 乳頭保護クリーム★ | ナプキン (産後の悪露用) |
赤ちゃんのお世話グッズ
哺乳瓶☆ | おむつ | おしりふき |
ミルク☆ | ベビーローション・ワセリン | ベビーソープ |
爪切り | 綿棒 | 体温計 |
■ドラッグストアで手に入らないもの
お母さんグッズ
授乳ブラ★ | 授乳クッション★☆ |
赤ちゃんグッズ
短肌着 |
コンビ肌着 |
カバーオール・ドレスオール・ツーウェイオール |
※赤ちゃんの服装については次項目で詳しく書いています。
これら必要最低限のものに、プラスして好みや生まれる月に応じてアイテムを買い足せばムダがありませんよ!
赤ちゃんの服装・重ね着について
コンビ肌着やカバーオールなど初めてのママには聞きなれない言葉が多いですよね。秋生まれの新生児期の赤ちゃんにとって必要な服とはどんなものでしょうか。
基本は肌着+上着の2枚重ねです。気温に応じてベストやおくるみ、布団で調節するのが良いでしょう。一日の大半をおっぱい(ミルク)・ねんね・おむつ替えに費やす時期なので、汚れたときもすぐに脱がせやすい服装であることが必須です。寝返りもしない時期なのでおくるみや布団での調節が簡単便利です。
ちなみに新生児期の赤ちゃんの重ね着の基準は、大人の体感+1枚多めと言われています。体温調節がまだ上手にできず、汗をかくと冷えてしまうことも多いのでオムツと一緒に肌着もこまめに変えてあげる必要があります。
9月生まれのポイント
暦では秋でも残暑でまだ暑い時季ですね。この時季に気になるのは以下2点です。
①まだまだ厳しい残暑&紫外線対策
②台風などによる急な冷え込み対策
■【9月ベビーのお役立ちグッズ】
ガーゼおくるみ:3枚(予算:1枚1000円~)
まだまだ暑い9月、病院内・帰宅後の自宅両方ともクーラー必須でした。体温調節がまだ未熟な新生児には肌触りのよい「おくるみ」が服を重ねるより便利です。ガーゼ素材にすれば布団替わり・お雛巻きにして夜泣き対策にも。
また、お出かけの機会でもかさばらず短時間なら紫外線対策にも使えます。日焼け止めが使えない月齢ではとても重宝しました。
5ℓ~10ℓ程度おむつ用ゴミ箱:1つ (予算:500円~)
暑い季節にはゴミのにおい対策も必要です。1日におむつ替え最高10枚を数えるのでいつものゴミ箱だけではすぐに一杯になりました。におい対策のためにはフタ付きが必須。消臭機能付きビニール袋やスプレー、フタの裏に貼るタイプの消臭剤などが売っているので、おむつ用に開発された高い専用ゴミ箱でなくても大丈夫です。うちの地域は燃えるゴミ回収が週2回だったのですが、10ℓあれば十分です。
徐々にお出かけができる生後1か月以降は10月~と気候の良い時期なので、赤ちゃんと一緒のショッピングも比較的気軽にできるようになります。お出かけグッズなど今後必要になるものは赤ちゃんと一緒に買いに行ってもよいですね。
10月生まれのポイント
朝晩やお天気による冷え込みが増す頃です。最高気温と最低気温の差が約10度を超えることもある、激しい寒暖差に対応できる準備が必要です。
■【10月ベビーのお役立ちグッズ】
ベスト:1枚(予算:1,000円~)
窓を開けて気持ちの良い外気を感じられる季節ですが、赤ちゃんのおなかは冷やしたくないですよね。ベストは着脱が簡単で、おむつ替えの邪魔にもならないのでとても重宝しますよ。大き目サイズを着せても違和感が出にくいので、うちでは70㎝を新生児期から1歳前後まで着用していました。
厚めのブランケット:1枚(予算:1,500円~)
ブランケットに厚みが必要になってくる時季です。赤ちゃんの自律神経・体温調節機能をはぐくむために足裏を出しておくほうが良いということを聞いたので、赤ちゃん用の小さめだけれども厚みがあるブランケットが重宝しました。迫ってくる冬のお出かけに持ち歩く機会も増えるので、起毛して暖かくコンパクトに畳めるタイプがオススメです。
11月生まれのポイント
地域によっては真冬の寒さになります。室温も低めになってしまうなら短肌着+コンビ肌着+カバーオールなどの上着の組み合わせがおすすめです。
ツーウェイオール、カバーオールは気持ち多めに用意されたほうが良いでしょう。お出かけ時にはジャンプスーツや、ママが赤ちゃんを抱っこしているときに使えるはダッカー付きのママコートもおすすめです。
■【11月ベビーのお役立ちグッズ】
帽子:2つ(予算:1つ1,000円~)
低月齢の赤ちゃんのほどんどは大人に比べて髪が少なく、頭でっかち。寒さ対策に帽子がとても重宝します。コットン100%の肌触り・汗の吸いが良いものもたくさんありますし、耳付きなど赤ちゃんならではの可愛いデザインが多いので「今しかできない!」感がありますよね。洗い替え用に2つ以上あると便利です。
フットマフ:1着(予算:5000円~)
寝袋のような形をしているもの防寒着用品です。抱っこ紐にもベビーカーにも取り付けられるタイプが便利でした。最近はママのコートに取り付けられるダッカー兼用のものもありますね。ブランケットにプラスしてこれがあれば真冬の外出も怖くありません。外側が撥水素材のものも多いので衛生的にも安心です。
■その他オススメ準備品
固めの座布団:1枚(予算:1000円~)
室内で過ごすことがほとんどの新生児期の赤ちゃん。平均身長は50センチほどなので、座布団が簡易ベッド代わりになるのです!寝室では布団、リビングでは座布団にバスタオルやガーゼブランケットをシーツ代わりに敷いておけば十分。念のため窒息を防ぐためにも固め素材のものがおすすめです。
加湿機能付空気清浄器(予算:10,000円~)
赤ちゃんがいるお家の多くは、年中稼働している空気清浄器。とくに空気が乾燥してくる季節には加湿機能が重宝します。我が家はパナソニックです。
まとめ
暖かい日もあれば急に冷え込む9月10月11月の季節。
一般的に体調が崩れやすい時期なので、育児するママパパも体調管理には気を付けてくださいね。
お出かけの際にはお家の中と外の寒暖差に気を付けて準備してくださいね!